研究成果(成果報告会など)
平成27年度成果報告会開催報告
平成27年度成果報告会を、平成28年1月13日に東京のJST東京本部にて約130名の参加者を得て開催しました。
今回の成果報告会では、平成23年度から平成26年度までに採択された研究開発課題のうち47件について研究の成果が口頭またはポスターにより発表されました。
特別講演として、在日フランス大使館 経済部参事官 建築・運輸・エネルギー・環境担当 マリック・アイトゥ=アイサ氏より「 New French Energy Policy」と題するご講演をいただきました。
会場風景
特別講演
ポスター会場風景
成果報告会 実施概要 | |
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日時 | 平成28年1月13日(13:00-18:00) |
会場 | JST東京本部 B1 大会議室 東京都千代田区四番町5-3 サイエンスプラザ |
申し込み | 要(人数確認のため) |
参加費 | 無料 |
プログラム (当日の発表資料の配布はいたしませんが、本ページ左の資料集からダウンロードできます)
- 13:00
- プログラムディレクター(PD)挨拶 山名 元(原子力損害賠償・廃炉等支援機構 理事長)
- 13:05
- 文部科学省挨拶
- 13:10
- 原子力システム研究開発事業課題口頭発表 (10分発表/5分質疑応答 4件)
● 外部ハザードに対する崩壊熱除去機能のマージン評価手法の研究開発研究代表 山野 秀将(国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構)● 極限荷重に対する原子炉構造物の破損メカニズム解明と破局的破壊防止策に関する研究開発研究代表 笠原 直人(東京大学)● 原子力発電機器の強度保証のための高信頼性に関する研究開発研究代表 三原 毅(東北大学)● 安全性を追求した革新的炉心材料利用技術に関する研究開発研究代表 小此木 一成(株式会社東芝)
- 14:10~15:00
- 特別講演(英語にて実施)
● New French Energy Policy在日フランス大使館 経済部参事官 建築・運輸・エネルギー・環境担当
マリック・アイトゥ=アイサ氏
- 15:00~16:00
- ポスターセッション
- 16:00
- 原子力基礎基盤戦略研究イニシアティブ課題口頭発表 (10分発表/5分質疑応答 8件)
● 安全な『水素吸蔵材料による無電力型爆発防止システム』の開発研究研究代表 橋本 直幸(北海道大学)● 放射性物質により汚染された植物バイオマスの減量化総合処理システムの開発研究研究代表 加藤 純一(広島大学)● 表面・界面効果を考慮した溶融燃料中の揮発性核分裂生成物の挙動評価研究代表 黒崎 健(大阪大学)● 原子炉容器下部ヘッドの溶融物挙動の機構論的研究研究代表 師岡 愼一(早稲田大学)● リスクマネジメント基盤技術としての地震リスク評価の信頼度向上に関する研究研究代表 村松 健(東京都市大学)● 原子力発電所事故時の放出量および再飛散量推定手法高度化に関する研究研究代表 加藤 信介(東京大学)● 原子力産業への社会的規制とリスク・ガバナンスに関する研究研究代表 松岡 俊二(早稲田大学)● 原子力施設の地震・津波リスクおよび放射線の健康リスクに関する専門家と市民のための熟議の社会実験研究研究代表 土屋 智子(東京大学)
- 18:00
- 閉会挨拶(JST)
- ポスターセッション課題
- <原子力システム研究開発事業>
● 過酷事故対応を目指した原子炉用ダイヤモンド半導体デバイスに関する研究開発研究代表 金子 純一(北海道大学)● 高燃焼度原子炉動特性評価のための遅発中性子収率高精度化に関する研究開発研究代表 千葉 敏(東京工業大学)● シンチレータスタック型ガンマ線イメージャに関する研究開発研究代表 河原林 順(東京都市大学)● 原子力プラント安全性の向上に対応できる高耐食性EHPステンレス鋼の適用技術に関する研究開発研究代表 中山 準平(株式会社神戸製鋼所)● 原子炉燃料被覆管の安全設計基準に資する環境劣化評価手法に関する研究開発研究代表 阿部 弘亨(東北大学)● 原子炉容器構造材料の微視的損傷機構の解明を通じた脆化予測モデルに関する研究開発研究代表 永井 康介(東北大学)● 高度の安全性を有する炉心用シリコンカーバイト燃料被覆管等の製造基盤技術に関する研究開発研究代表 香山 晃(室蘭工業大学)● 事故時高温条件での燃料健全性確保のためのODSフェライト鋼燃料被覆管の研究開発研究代表 鵜飼 重治(北海道大学)● ナトリウム冷却高速炉における格納容器破損防止対策の有効性評価技術の開発研究代表 宇埜 正美(福井大学)● ナノ粒子分散ナトリウムによる高速炉の安全性向上技術の開発研究代表 荒 邦章(国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構)● フッ化技術を用いた燃料デブリの安定化処理に関する研究開発研究代表 深澤 哲生(日立GEニュークリア・エナジー株式会社)● 加速器駆動未臨界システムによる核変換サイクルの工学的課題解決に向けた研究開発研究代表 辻本 和文(国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構)● マイナーアクチニドの中性子核データ精度向上に係る研究開発研究代表 原田 秀郎(国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構)● 「もんじゅ」データを活用したマイナーアクチニド核変換の研究研究代表 竹田 敏一(福井大学)● 長寿命核分裂核廃棄物の核変換データとその戦略研究代表 櫻井 博儀(国立研究開発法人 理化学研究所)● マイナーアクチニド/希土類分離性能の高い乾式処理プロセスの開発研究代表 村上 毅(一般社団法人 電力中央研究所)● マイナーアクチニド分離変換技術の有効性向上のための柔軟な廃棄物管理法の研究開発研究代表 稲垣 八穂広(九州大学)● 微細構造を制御した高MA含有不定比酸化物燃料の物性予測手法に関する研究研究代表 田中 康介(国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構)● プルトニウム燃焼高温ガス炉を実現するセキュリティ強化型安全燃料開発研究代表 岡本 孝司(東京大学)● 次世代原子炉燃料の健全性評価のための非破壊分析技術の開発研究代表 中島 健(京都大学)● MA入りPu金属燃料高速炉サイクルによる革新的核廃棄物燃焼システムの開発研究代表 有江 和夫(株式会社東芝)● ガラス固化体の高品質化・発生量低減のための白金族元素回収プロセスの開発研究代表 竹下 健二(東京工業大学)<原子力基礎基盤戦略研究イニシアティブ>● 原子力復旧・防災のための高エネルギーX 線検査システムの開発研究代表 高橋 浩之(東京大学)● 多様なセシウム汚染廃棄物の中間・最終処分安全評価のための機関連携による多角的研究研究代表 小崎 完(北海道大学)● 原子力と地域住民のリスクコミュニケーションにおける人文・社会・医科学による学際的研究研究代表 中川 恵一(東京大学)● 「原子力ムラ」の境界を越えるためのコミュニケーション・フィールドの試行研究代表 木村 浩(特定非営利活動法人 パブリック・アウトリーチ)<英知を結集した原子力科学技術・人材育成推進事業>● 新たな未臨界監視検出器をめざした核分裂高エネルギーガンマ線の測定研究代表 西尾 勝久(国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構)● 炭化ケイ素半導体を用いた超耐放射線性エレクトロニクスの開発研究代表 土方 泰斗(埼玉大学)● 微小真空冷陰極アレイを用いた高い放射線耐性を持つ小型軽量撮像素子の開発研究代表 後藤 康仁(京都大学)● 子ども被ばくによる発がんリスクの低減化とその機構に関する研究研究代表 立花 章(茨城大学)● レーザーを用いた海産物中90Srの迅速分析法技術開発研究代表 長谷川 秀一(東京大学)● 超伝導転移端センサが切り拓く革新的原子力基盤計測技術研究代表 大野 雅史(東京大学)● 革新的な伝熱面構造制御による大型PWRのIVR確立研究代表 森 昌司(横浜国立大学)● 原子力発電機器における応力改善工法の長期安全性評価のための基盤技術開発研究代表 秋田 貢一(国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構)● 高温ガス炉の安全性向上のための革新的燃料要素に関する研究研究代表 橘 幸男(国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構)● ゲノム編集法を用いた放射線感受性の個人差を規定する遺伝的素因の同定研究代表 松浦 伸也(広島大学)● 難分析核種用マイクロスクリーニング分析システムの開発研究代表 塚原 剛彦(東京工業大学)● シビアアクシデントにおける炉心構造物移行の高精度数値シミュレーション研究代表 岡本 孝司(東京大学)● 環境中放射性核種浄化のための新規な修復材料の開発研究代表 大貫 敏彦(国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構)