平成21年度採択課題
課題1
研究開発課題名 | 研究代表者 | 所属機関 | 開発 期間 (年) |
概要 |
「もんじゅ」における高速増殖炉の実用化のための中核的研究開発 | 竹田敏一 | 福井大学 | 4 | 本研究では、下記を実施することで、「もんじゅ」のデータを有効に活用し最新の知見を得て、@炉心・燃料技術、Aプラントの安全性に関する技術、Bプラント保全技術に反映し、「もんじゅ」の運転ならびに高速増殖炉の実用化のために必要となる諸技術の開発を行うものである。 ①「もんじゅ」の性能試験データを用いてより高度で最新の炉心核設計手法技術を開発するとともに、今後得られるデータを有効に利用できるよう燃料・材料の評価技術等を開発する。②解析によって「もんじゅ」の機器あるいは炉心上部などの流動、熱輸送系内部の放射性物質の挙動などを評価できる手法を構築し、その手法を「もんじゅ」や実験炉「常陽」で計測されるデータを用いて検証する。③「もんじゅ」及び実用化段階の高速増殖炉の健全性の確認・維持・向上を図るため、機器配管の高応力部や溶接部で予想されるクリープ疲労損傷や溶接割れ等の経年劣化を対象に、1) 劣化診断技術、2) 検査モニタリング技術及び3)補修技術を開発し、4)高速増殖炉の保全評価手法を検討する。 |