研究成果(成果報告会など)
文部科学省国家課題対応型研究開発事業
平成28年度「原子力システム研究開発事業」及び「英知を結集した原子力科学技術・人材育成推進事業」合同成果報告会
平成28年度成果報告会
本事業の平成28年度成果報告会を以下の通り開催し、約140名の参加がありました。
今回の成果報告会では、平成24年度から平成27年度までに採択された研究開発課題のうち51件について研究の成果が口頭またはポスターにより発表されました。
また、特別講演として、一般社団法人原子力安全推進協会 理事長 松浦 祥次郎 氏より「 原子力安全のための技術開発について」と題するご講演をいただきました。
成果報告会 |
日時 |
平成29年1月10日(火) 9:30~17:00 |
会場 |
国立研究開発法人科学技術振興機構 東京本部別館 1階 JSTホール (東京都千代田区五番町7 K’s五番町) |
資料 |
各課題の資料集は引き続きダウンロードいただけます。 |
【当日プログラム】
H28年度「原子力システム研究開発事業」および「英知を結集した原子力科学技術・人材育成推進事業」合同成果報告会
開催日:平成29年1月10日(火)
会 場:JST東京本部別館 1階 JSTホール
プログラムのご案内 |
9:30 文部科学省挨拶
9:35 PD挨拶
- プログラムディレクター(PD) 山名 元 (原子力損害賠償・廃炉等支援機構理事長)
9:40 セッション1 口頭発表 (15分発表/5分質疑応答 7件)
- レーザーを用いた海産物中90Srの迅速分析法技術開発〔英知〕 長谷川秀一(東京大学)
- 炭化ケイ素半導体を用いた超耐放射線性エレクトロニクスの開発〔英知〕 土方 泰斗(埼玉大学)
- 新たな未臨界監視検出器をめざした核分裂高エネルギーガンマ線の測定〔英知〕 西尾 勝久(日本原子力研究開発機構)
- 微小真空冷陰極アレイを用いた高い放射線耐性を持つ小型軽量撮像素子の開発〔英知〕 後藤 康仁(京都大学)
- 過酷事故対応を目指した原子炉用ダイヤモンド半導体デバイスに関する研究開発〔原シス〕 金子 純一(北海道大学)
- 高度の安全性を有する炉心用シリコンカーバイト燃料被覆管等の製造基盤技術に関する研究開発〔原シス〕
香山 晃(室蘭工業大学)
- 原子炉燃料被覆管の安全設計基準に資する環境劣化評価手法に関する研究開発〔原シス〕 阿部 弘亨(東京大学)
昼食・休憩
13:00 特別講演
- 原子力安全のための技術開発について
一般社団法人 原子力安全推進協会 理事長 松浦 祥次郎 氏
14:00 セッション2 ポスターセッション(39課題)
15:20 セッション3 口頭発表 (15分発表/5分質疑応答 5件)
- 子ども被ばくによる発がんリスクの低減化とその機構に関する研究〔英知〕 立花 章(茨城大学)
- シンチレータスタック型ガンマ線イメージャに関する研究開発〔原シス〕 河原林 順(東京都市大学)
- 原子炉容器構造材料の微視的損傷機構の解明を通じた脆化予測モデルに関する研究開発〔原シス〕 永井 康介(東北大学)
- 原子力プラント安全性の向上に対応できる高耐食性EHPステンレス鋼の適用技術に関する研究開発〔原シス〕
中山 準平((株)神戸製鋼所)
- 高燃焼度原子炉動特性評価のための遅発中性子収率高精度化に関する研究開発〔原シス〕 千葉 敏(東京工業大学)
17:00 閉会挨拶
- プログラムオフィサー(PO) 小澤 正基 (東京工業大学名誉教授)
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【ポスターセッション】
【原子力システム研究開発事業】 |
- 外部ハザードに対する崩壊熱除去機能のマージン評価手法の研究開発 山野 秀将(日本原子力研究開発機構)
- 極限荷重に対する原子炉構造物の破損メカニズム解明と破局的破壊防止策に関する研究開発 笠原 直人(東京大学)
- 原子力発電機器の強度保証のための高信頼性に関する研究開発 三原 毅(東北大学)
- 安全性を追求した革新的炉心材料利用技術に関する研究開発 佐藤 寿樹((株)東芝)
- 事故時高温条件での燃料健全性確保のためのODSフェライト鋼燃料被覆管の研究開発 鵜飼 重治(北海道大学)
- ナトリウム冷却高速炉における格納容器破損防止対策の有効性評価技術の開発 宇埜 正美(福井大学)
- ナノ粒子分散ナトリウムによる高速炉の安全性向上技術の開発 荒 邦章(日本原子力研究開発機構)
- フッ化技術を用いた燃料デブリの安定化処理に関する研究開発 深澤 哲生(日立GEニュークリア・エナジー(株))
- 加速器駆動未臨界システムによる核変換サイクルの工学的課題解決に向けた研究開発 辻本 和文(日本原子力研究開発機構)
- マイナーアクチニドの中性子核データ精度向上に係る研究開発 原田 秀郎(日本原子力研究開発機構)
- 「もんじゅ」データを活用したマイナーアクチニド核変換の研究 竹田 敏一(福井大学)
- プルトニウム燃焼高温ガス炉を実現するセキュリティ強化型安全燃料開発 岡本 孝司(東京大学)
- 次世代原子炉燃料の健全性評価のための非破壊分析技術の開発 中島 健(京都大学)
- MA入りPu金属燃料高速炉サイクルによる革新的核廃棄物燃焼システムの開発 有江 和夫((株)東芝)
- ガラス固化体の高品質化・発生量低減のための白金族元素回収プロセスの開発 竹下 健二(東京工業大学)
- 微細構造を制御した高MA含有不定比酸化物燃料の物性予測手法に関する研究 田中 康介(日本原子力研究開発機構)
- 放射線誘起表面活性効果を用いた超臨界圧軽水冷却炉の基盤技術研究 波津久達也(東京海洋大学)
- 凸型炉心形状による再臨界防止固有安全高速炉に関する研究開発 高木 直行(東京都市大学)
- 高効率TRU燃焼を可能とする革新的水冷却炉RBWRの研究開発 大塚 雅哉((株)日立製作所)
- 代理反応によるマイナーアクチノイド核分裂の即発中性子測定技術開発と中性子エネルギースペクトル評価
西尾 勝久(日本原子力研究開発機構)
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【英知を結集した原子力科学技術・人材育成推進事業】 |
- 超伝導転移端センサが切り拓く革新的原子力基盤計測技術 大野 雅史(東京大学)
- 革新的な伝熱面構造制御による大型PWRのIVR確立 森 昌司(横浜国立大学)
- 原子力発電機器における応力改善工法の長期安全性評価のための基盤技術開発 秋田 貢一(日本原子力研究開発機構)
- 高温ガス炉の安全性向上のための革新的燃料要素に関する研究 橘 幸男(日本原子力研究開発機構)
- ゲノム編集法を用いた放射線感受性の個人差を規定する遺伝的素因の同定 松浦 伸也(広島大学)
- 難分析核種用マイクロスクリーニング分析システムの開発 塚原 剛彦(東京工業大学)
- シビアアクシデントにおける炉心構造物移行の高精度数値シミュレーション 岡本 孝司(東京大学)
- 環境中放射性核種浄化のための新規な修復材料の開発 香西 直文(日本原子力研究開発機構)
- 新しい事故耐性燃料「自己修復性保護皮膜つきジルコニウム合金」の開発 阿部 弘亨(東京大学)
- 圧力バウンダリ構成部で使用されるステンレス溶接金属の熱時効脆化評価のための基盤技術開発 渡邉 豊(東北大学)
- 船舶を活用した海上移動型放射線モニタリングシステムの開発(海の道からのアプローチ) 小田 啓二(神戸大学)
- 原子力プラントの包括的安全性向上のための地震時クリフエッジ回避技術の開発 高田 毅士(東京大学)
- 原子力発電所等における停止時未臨界監視手法の開発 田代 祥一((株)グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン)
- 高温ガス炉の確率論的安全評価手法の開発 佐藤 博之(日本原子力研究開発機構)
- エンリッチ環境によるEustress(よいストレス)で放射線のリスクを低減する 島田 義也(量子科学技術研究開発機構)
- 被ばくによる発がんゲノム変異を定量できる新規放射線発がん高感受性マウスを用いた低線量・低線量率発がんリスクの解明
笹谷めぐみ(広島大学)
- PNA-FISH法を用いたハイスループット生物学的線量評価法の開発 田代 聡(広島大学)
- 原発事故に対応した教育行政・教育現場におけるリスク管理・リスク教育とグローバル人材育成 山口 克彦(福島大学)
- ウラン選択性沈殿剤を用いたトリウム燃料簡易再処理技術基盤研究 鷹尾康一朗(東京工業大学)
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【開催の様子(写真)】
会場の様子 |
岡村 直子 文部科学省 研究開発局 原子力課長 挨拶 |
山名 元 原子力損害賠償・廃炉等支援機構 理事長 挨拶 |
口頭発表の様子(セッション1) |
特別講演(松浦 祥次郎 (一社)原子力安全推進協会 理事長) |
特別講演の質疑応答 |
ポスター発表の様子(セッション2) |
口頭発表の様子(セッション3) |