資料2
事後評価の方法―若手対象型研究開発―
1.事後評価の流れ
(1)自己調査票の作成(平成20年7月〜9月)
事後評価対象課題の研究代表者が研究開発課題の研究開発実施結果について、自己調査票を作成し、担当原子力研究開発領域主管(PO)の確認を経た後、若手対象型研究開発課題事後評価委員会に提出します。
(2)評価委員会によるレビュー(平成20年10月〜11月)
評価委員は、事後評価ヒアリングに先立ち、絶対評価により一次評価を行います。
(3)評価委員会による事後評価ヒアリング(平成20年11月)
評価委員会は各研究開発課題の研究代表者に対してヒアリングを実施します。(研究代表者によるプレゼンテーション及び質疑応答を実施します。)ヒアリング終了後、評価委員は一次評価の見直しを行います。
(4)評価結果の取りまとめ(平成20年12月〜平成21年1月)
評価委員会は、担当POの意見を参考に、事後評価ヒアリング結果を踏まえ、評価結果、評価理由及び付与するコメントについて取りまとめます。
2.事後評価の観点
(1)基本的考え方
原子力システム研究開発事業での「若手対象型研究開発」の研究開発課題の実施の狙いは、「技術の発展性が見込める斬新なアイデアを期待できる研究課題の実施」と本事業を通した原子力分野で活躍する「人材の育成への貢献」です。
この主旨を踏まえ、若手研究開発課題の事後評価では、若手研究代表者が実施した研究開発課題が当初の計画・目標を効果的に達成したか、また研究開発課題の実施を通じて人材育成がなされたかの観点で評価を行いました。
具体的には、下記の観点で評価を行いました。
1)研究開発の目的・目標の設定
2)研究開発の進捗状況
3)成果・波及効果
(研究成果及び人材育成の観点)
(研究成果及び人材育成の観点)
4)今後の研究開発計画について
(2)総合評価
評価は、4段階評価としました。
a. 想定以上の成果が得られ、今後に大いに期待できる。
b. 想定通りの成果が得られ、今後が期待できる。
c. 想定通りの成果が一部得られなかった。
d. 想定通りの成果が全く得られなかった。