平成19年2月7日 原子力業務室
以下の2件の研究開発課題については、採択を取り消すこととなりました。
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【基盤研究開発分野 若手対象型研究開発】
研究開発課題名 |
研究代表者 |
所属機関 |
開発期間(年) |
概要 |
燃料溶解槽における発熱性元素の除去に関する研究開発 |
星 陽崇 |
財団法人産業創造研究所 |
3 |
比較的短半減期の発熱性元素を分離し、高レベル廃棄物の発熱量を低減させることにより、固化体を密に埋設し最終処分場を約10倍利用できるようにするため、燃料溶解槽において、使用済み燃料溶解液から発熱性元素(Cs、Sr)を新規の無機吸着材を用いて分離する技術開発。
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電解酸化-液体膜輸送によるAmとCmの相互分離に関する研究開発 |
新井 剛 |
財団法人産業創造研究所 |
2 |
使用済核燃料からのマイナーアクチニド(Am、Cm)分離や燃料再利用工程では、244Cmによる高発熱や中性子発生に対する防護措置により取り扱い設備が高コストとなる。そのため、Am、Cm混合溶液からCmを除去するための電解酸化−液体膜輸送法による高度分離技術を開発し、核燃料サイクルの経済性と安全性の向上に資する。
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